ウレタン塗膜防水では、「ポツポツ」とした小さな膨れが見られることがあります。
この膨れは「ピンホール」と呼ばれており、防水層に悪い影響を与え場合があるため注意が必要です。
ピンホールの発生原因とは?
ピンホールは、下地に不陸が大きい場合に発生しやすく、エアがウレタンに混ざる事によってピンホールが発生します。
ウレタン防水が硬化する前に水分の影響があると、ウレタンの主剤成分と水が反応し炭酸ガスが発生します。発生した炭酸ガスがウレタンの内部で留まってしまうため、下図の様な空隙ができてしまいピンホールが発生します。
ピンホールは見た目が悪いだけではなく、防水層として不安が残りますね。
ピンホールの直し方
では、ピンホールはどの様に直せば良いでしょうか?
田島ルーフィングでは、同じオルタック(ウレタン防水材)を良く希釈し、コテ等でピンホールに刷り込ませるように施工する事を推奨しています。
動画で確認!!
ピンホールの処理方法について、動画でご紹介しています。