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【色違い注意】トップコートは事前に撹拌が必要です【ウレタン塗膜防水】

ウレタン防水のトップコートを塗布することは、紫外線から守り耐久性を付与する事が最も重要な機能です。

一方で、仕上げを「綺麗」にすることも同時に求められます。特に、色ムラなどが発生すると美観に大きく影響を及ぼすため注意が必要です

今回は、トップコートの色違いの対処方法についてご紹介いたします。

色違いが発生するメカニズムとは

ウレタン防水のトップコートは硬化剤に着色されています

缶の中の成分は全て均一では無く、特に保管時間が長いものについては色の成分がどうしても缶の上と下で色別れしてしまいます

トップコートの色は、色分かれしたものを混ぜ合わせたものです。

トップコートの硬化剤全てを1度の使用で使い切る場合は主剤と撹拌するので良いのですが、小分けにして使用する場合は要注意です

色分かれした硬化剤の上の部分だけ使ってしまうと、正規の色と異なってしまいます。そのため、ウレタン防水のトップコート硬化剤は事前に硬化剤の混ぜる事が必要になります。

逆さまにしてよく振ればOK

トップコートは粘度が低いため、撹拌機を使うまでも無く缶を逆さまにして左右5回以上混合して下さい

ここで重要な事は「裏返す」という事と「よく振る」という事です。お気をつけ下さい。

動画で事前混合について確認