ウレタン塗膜防水のプライマー乾燥確認は、指で直接触れて確認されることが多いと思います。
しかし、寒くなってくるとプライマーが未硬化でもべたつきが分かりづらく、未硬化の状態で施工してしまうおそれがあります。
今回は、プライマー未硬化時に塗布した場合の注意点についてご紹介させていただきます。
プライマーが乾燥していない状態で塗布すると・・・
プライマーが乾燥していない状態でウレタンを塗布すると接着不良や膨れが発生する可能性が高くなります。
さらにウレタンの塗膜厚が薄い場合にはトップコートを塗布した時に「リフティング」と呼ばれる防水層がプライマー層から浮き上がってしまう現象が起こる危険があります。
冬季には速乾タイプのプライマーが便利!
冬は速乾タイプのOTプライマーQQも有効です。この様な不具合の回避や施工効率改善に役立ちます!
プライマーの冬季乾燥・硬化時間
初期硬化時間(5℃) | 上塗り材施工可能時間(冬季) | |
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OTプライマーA | 6~8時間 | 五日以内 |
OTプライマーQQ | 3~4時間 | 三日以内 |